アチェンガルゴンパ(亚青寺)で犬に噛まれる
アチェンガルゴンパ(亚青寺)で犬に噛まれる
2014年8月2日
アチェンガルゴンパは野良犬が多い。
午前7時半、宿探しの最中に犬にがぶりとやられる。
とにかく石鹸でよく洗浄し、周囲の人たちにこの町にワクチンがあるのか聞きまくる。
皆揃って公安の方を指差すので、衛生管理局でもあるのかと思って行ってみたが、「今ないよ。昌台(チャムタイ)に大きい病院あるからそっち行って」。
昌台の病院にもワクチンはなく、赤チン塗ってもらって甘孜(ガンゼ)まで行くことに。
お坊さんの車で甘孜の疾病預防控制中心へ。土曜のためか閉まっており、いろんな人が助けてくれて先生を呼び出して18時半ようやく、両肩にワクチンを打つ。
ひと月の間に4回打たなければいけないけど、3回だけでも大丈夫らしい。初回、両肩に1本ずつ。1週間後にまた1本。4本の注射が1セットになっていて、320元。
犬に噛まれた場所は宿の敷地内。他にもたくさんの人が外で顔を洗ったり歯を磨いたり。旅行者もちらほら。犬は予告なしに後ろから突然噛んできました。虫の居所が悪かったのでしょう。尼さんによると、「この町では皆犬に噛まれてます。でもここのは特別だから狂犬病とかない。だれも、噛まれて死んだ人はいないから安心して」とのこと。いやいや…。停車場はものすごく混んでいて、人の助けを借りても車に乗れたのは犬に噛まれてから2時間後でした。
犬対策としては、折りたたみ傘が一番利くような気がします。夏の東チベットは雨も降れば日差しも強いので常に持ち歩いているし。以前石を投げて犬を撃退した後に、別の犬が投石も恐れず怒って走り出てきたことがあったのでそれにも気をつけてます。とにかく、背後を守ること、犬には近づかない、何かの敷地内に入るときに犬がいたらなるべく付近の人に声をかけてから入ること。
ラルンガルゴンパでは犬を捕まえてどうにかしてるみたいで、野良犬、多くはなかったです。
噛まれて1年以上たったけれど、まだ痕が残ってます